フェチなお友達

私の高校の時からの友達の話なのですが、その友達はとにかく匂いフェチで、よくお弁当の匂いや洗い立てのタオルの匂い、学校から歩いて行けるほどの距離にある美味しいパン屋さんの紙袋の匂いなどなど、とにかくいろんなものの匂いを嗅ぎ回っては、これは凄く落ち着く匂いがするとか、こっちは新しい冷蔵庫とかとにかく新しいものの乾いた感じの匂いがするとか、新しい教科書みたいな匂いがするとか、嗅いだ匂いをなにか他のものに例えて表現していきます。
しかし私も他の友達もいまいちその例えがよく分かりませんでした(笑)そんなある日、匂いフェチの友達のいまいち分からない例えを理解してくれる男の子が現れたのです。
なんと彼も匂いフェチだったらしく、匂いフェチ友達といろんなものの匂いについて熱く語り合い始めたのです。
冬のベランダの匂いは南極みたいな匂いなんだよとか、あの美味しいパン屋さんの店内の匂いはホントに落ち着く南国みたいな匂いなんだよとか、二人で仲良く匂いについて語っていました。
そんな二人を見て、私と他の友達は、よくそんなに匂いの話で盛り上がれるなと感心さえしていたのでした(笑)そしてしばらく経ったある
日。
なんとなんと!!匂いフェチの友達と匂いフェチの彼はめでたくお付き合いを始めたのです!!こうして史上初(?)の匂いフェチカップルが誕生したのです。
それにしても、まさか匂いフェチという共通点が付き合うきっかけとなるとはね・・・(笑)

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